「ブロックチェーン入門」(森川夢佑斗(むうと)著)を読んだ。
タイトル通りブロックチェーンの入門書でその意義や現状を主に暗号通貨のビットコインとイーサリアムを例にして解説して行く。
ブロックチェーンとは分散型取引台帳のことですべての取引が記録されるシステム。
ブロックチェーンのシステムは中央を必要しないため、中央に当たる銀行や大手ネットショップへの富の集中を打破する。
情報を多くの場所に一度に保存するため情報を改ざんしたことが分かり改ざんしにくい。
そのためにはマイニングという作業が必要で、そのアルゴリズムにも種類がある。
スマートコントラクトは「AがBだった場合いくら払う」という条件をブロックチェーンに盛り込めるので土地売買などより複雑な取引ができるようになる。
ブロックチェーンによって大きく変わるであろう業界・・・
このようなことが丁寧に説明されている本だ。
基本的に既に色んな記事で読んでいたことなのであまり心が動かされることはなかったが、時折初めて見る固有名詞があったので読んで良かったかもしれない。
紛争ダイヤモンド問題を解決しようとしているエヴァーレッジャー。
ドライバーが空席を同じ目的地の人に提供できるカーシェアリングのプロジェクト、イスラエルのLa, Zoozと暗号通貨Zooz。
書き手が報酬をもらえるもらえるブログサービスSteemなどなど。
基本的にネットのブロックチェーンの解説記事を読むだけで事足りる内容だと思う。
だがネットの記事より本で読みたい、手軽にまとめて読みたいという人には良いかもしれない。
例えば、
ハッシュ値
マルチシグネチャー
P2P送金
コンセンサスアルゴリズム
スマートコントラクト
DAO
クラウドセール
ブロックチェーンに興味はありつつも、このような小難しい言葉の意味が分からないが検索する気にもなれない人におすすめである(笑)
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仮想通貨ウォレット「Ginco」開発がグローバル・ブレインから1.5億円を資金調達
著者森川夢佑斗はGincoという会社の代表取締役らしい。
17年12月設立だからまだできたてほやほやだ。
Gincoは仮想通貨のウォレットアプリ「Ginco」を開発しておりファンドから1.5億円を調達。
そして著者は京都大学在学中にブロックチェーン技術の起業をしていたと言うのだから優秀だ。
そんな新世代の起業家の著書として読んでも良いかもしれない。
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